« 『懺悔』を観る | トップページ | 河内長野シティマラソン »

2009年2月12日 (木)

『だいじょうぶだよ、ゾウさん』

『だいじょうぶだよ、ゾウさん』は「死」に向き合った絵本。

年老いたゾウとおさないネズミは仲良し。助け合って暮らしています。
ますます老いたゾウは、つり橋を渡って深い谷の向こうにある「ゾウの国」に行く日が近づいています。
ところが谷にかけられたつり橋は壊れていて、ゾウは渡ることができません。
ゾウが橋を渡ると2度と戻ってこないことを恐れていたネズミでしたが、やがて橋をしっかりと直してやりました。

だいじょうぶだよ、ゾウさん *本文より少し抜粋*
ゾウは、こころをきめると、せまいつりばしをわたりはじめました。
ネズミはおおきな声でいいました。
「こわがらないで。もう、がんじょうになってるから!」
ゾウはふりむいてこたえました。
「こわくないよ。だいじょうぶ、安心してわたるさ!」
-----------------------------------------

かつて幼かった頃(精神が、ですね)「死にたい」と幾度か考えたことがあった。
また一方では、いつの日か必ず訪れる「死」が怖くて怖くてたまらなかった。
あげく、「『死にたい』と感じたそのときに死んでしまえば、恐怖から逃れられる」と究極の結論に至ったことも・・・。

死んでしまわなくて本当に良かった!
あの頃は「生きる」ということがちっともわかってなかったし、もちろん「死」もわかっていなかった。
その後はせいいっぱい生きてきていると思うけど、いつの間にか「死」というものにも向き合おうとし始めている。
この絵本は、そっとやさしくその手助けをしてくれる。

今でもやっぱり「死」はこわい。
でもその時が来たら、ゾウさんのように「こわくないよ。だいじょうぶ、安心してわたるさ!」と言える自分でありたい。
そう言える自分であるための生き方をしたい。

|

« 『懺悔』を観る | トップページ | 河内長野シティマラソン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/200019/28023389

この記事へのトラックバック一覧です: 『だいじょうぶだよ、ゾウさん』:

« 『懺悔』を観る | トップページ | 河内長野シティマラソン »