« 施福寺 「札所」の賑わい | トップページ | やっと、お雛様に屏風をプレゼント »

2010年2月24日 (水)

春の野草を楽しむ

セリは「七草粥」用に早くから出回っているけれど、自生しているものはもっと春も深まってからだったように思う。
私が子どもの頃は、水辺に茂るセリは当たり前のように食卓に上った。
子育てしている時代でも、時には子どもたちとの散歩の途中で見つけることがあった。
香りを確認しながら(毒セリと間違えないように)、ワイワイ言いながら摘み帰った。
それが今ではすっかり、かつてを懐かしみながら買う「野菜」となってしまった。

今年初めて、近くの無農薬有機栽培農園で売られていたセリ。
まずはシンプルにセリご飯。
芹ご飯
さっとゆでて刻み、水分を取ってから、あら塩と胡麻をまぶし炊き立てご飯に混ぜただけ。
子どもの頃、食べたものより香りが弱いような気もするが、サッパリとしてとてもおいしい。

残りのセリは翌日に水菜と共に鍋仕立て。
芹鍋
どっさり入れた分、さすがに香りも立ち、食欲をそそる。
昆布、かつお、鶏で取ったスープ、刻み生姜をたっぷり入れた鶏団子と鰯団子、豆腐などとの具ともよくなじみ、家族も皆、スープ一滴残すことなく食べた。

大鍋ばかりではなく、一人鍋もよく利用する。
自分の前に鍋を置くので、手を伸ばす必要もないし、それぞれのペースでゆっくり食べられるのがいい。

具材のひとつの、何だか緑の筋が入ったようなお餅、これでもヨモギ餅。
お餅をつく予定をしていた日に、はやヨモギが茂りだしているのを見つけた。
近頃は犬・猫の散歩が横行しているので衛生上道端のヨモギには手をださないようにしているけど、ここなら大丈夫と判断。

蓬があった所
(水路は約1メートルほどあり、長身の私でも届かない。
ヨモギがある側には渡りにくいので、手前の欄干に上り、それでも手をいっぱいいっぱい伸ばしバランスを保ちながら懸命に摘んだ。通りがかりの人はあきれていたかな?
おまけに後で思い至ったのだけど・・・、もしかしてこれは個人の花壇?)

摘んだ蓬
これくらいでは用意していた1升分の餅米には少なすぎ、とはわかりつつ、ゆでて刻んで入れてみた。
蓬餅
姿も香りも「草もち」には程遠いものになっちゃったけど、作ったものの特権として、茹で上がったヨモギをざるにあけた瞬間に立ちのぼった豊かな香りをひとり堪能。
(画像のものは、餡入り)

こんなお餅、ヘンですね?
先日訪れた施福寺近くのお店で乾燥ヨモギ粉を買ったので、また間もなく今度はいかにも「草もち」の画像をアップしましょ。

|

« 施福寺 「札所」の賑わい | トップページ | やっと、お雛様に屏風をプレゼント »

コメント

りんさん

いつも感心しますが、本当に小まめにいろんな事されますね~
こんな方って共通点があります。
まず、何をするにも無駄がない。手際がいい。冷蔵庫内にあるもので考えてこしらえる。
本当に羨ましいかぎりです。

よもぎ餅、私も以前はつきました、新芽をつんで湯がいて刻んでつくと
よもぎの匂いがいっぱいで、美味しいんですよね。
よもぎ餅、春を感じます。

投稿: fumiken | 2010年2月24日 (水) 23時45分

fumikenさん、こんばんは。
手際は全然よくないのです。「何でもっとテキパキできないのだろう?」と思うことも多いです。
でも『食堂かたつむり』の映画を観てからは、「ゆっくりでもいい、料理を作るのが好きなのだから時間をかけることをマイナスに考えないでおこう」と思えるようになりました。

近いうちによもぎたっぷりのよもぎ餅作ります。うまくタイミングが合えば、ご一緒にお茶しましょうね。

投稿: りん | 2010年2月25日 (木) 21時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/200019/33516613

この記事へのトラックバック一覧です: 春の野草を楽しむ:

« 施福寺 「札所」の賑わい | トップページ | やっと、お雛様に屏風をプレゼント »