2009年1月21日 (水)

「食」から年末年始を振り返る

年末27日に娘と子がやってきたが、一日遅れで末っ子若夫婦も帰ってきた。
久しぶりに大家族の年末年始。
家じゅう若い活気にあふれ、その空気になじまない己の老いを少々感じる反面、はつらつとしたものが身近にある心地よさも満喫した。

日本食を恋しがる娘のため食事作りには力を入れた日々であったが、幼い子にせかされたり自分に余裕がなかったりで、画像に収めたものが少ない。
今後の参考に、せめて写真を撮っておこうという計画が果たせなかったのはとても残念。

末っ子たちが来た28日は、あいにく私は仕事で帰りが遅くなる予定だった。その為、メニュー選びから買い物まで、その日の夕食作りは末っ子に任せていた。
7時過ぎに帰宅すると、まだ準備半ば。
餃子を作るとのこと。
この日は、そもそも私はあてにされていなかったので写真が撮れた。
味は???だけど、ワイワイがやがやと作る楽しさ、食べるだいごみは味を補ってなお余りあることを実感。
餃子作り

翌日は毎年恒例のもちつき。お鏡を始め、白餅、あんこ餅、豆餅を5升分餅つき機で作る。
餅つき

娘の子ももちろん参加。
豆もち
大勢ですると、必ず誰かがこんなものを作りだす・・・。
鼻の形の餡子もち
 
合間に年越し蕎麦に入れる大きな揚げを調理
そば用あげ
老夫婦でお正月を迎える夫の実家にも、小さなおせちを用意。
(黒豆も赤豆も実家の畑で作られたもの)
小さなおせち
元旦のお雑煮はすまし。(これには欠かせないゆずが画像に写っていない。あとで入れたのかな?)
翌2日は白みそ仕立てのあんこ餅雑煮。
岡山生まれの末っ子のパートナーもすっかり気に入り、おかわりをしてくれた。(画像なし)
すまし雑煮
「にらみ鯛」も日がたてば鯛めしに・・・。
鯛めし
肉じゃがはおだしと共にいただくのが我が家風。
まずは丸ごとのじゃがいもとの薄切り玉ねぎをいっぱい、薄味のだしで芋が9分通り柔らかくなるまで煮る。それから糸こんにゃくや麩、お肉を入れ、お肉の上に砂糖、醤油を加え仕上げる。
鍋ごとドーンと出せるように(いつまでもあったかいし)土鍋で調理。
肉じゃが
節分にはちょっと早いけど、巻きずし。具がたっぷりで食べにくいのも何のその、小さい子もかぶりついて平らげてくれた。
巻きずし
日本食にこだわる娘も気に入ってくれたポテトグラタン。
ポテトグラタン
おいしそうに食べてくれる子がいるからこそ作る意欲もわく手作りおやつ。
といっても寒天仕立てでとても簡単なもの。
ゼリー

さて、娘も息子も去った今は冷蔵庫もガラガラ。
あっさりとしたものをちょぴりだけ作る張り合いのない食生活に戻っちゃった・・・。

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2008年12月22日 (月)

今頃干し柿作り

午後に雨が上がってから一気に気温が下がり北風もきつい。
昨晩に、夫が実家でもいできた渋柿をむいて干した。
今日の寒さで実がしまったかもしれない。
柿も少し柔らかくなっていたし、出来上がりは期待しない方が賢明なのだけど。

渋柿
数日前、地方にいる末っ子からの電話で「メッチャおいしい干し柿をもらった!家で作ってたんとは味がちゃうで!」と言われた。

近隣2ケ所に自由に柿を取ってもいいところがあり、かつては子どもたちと一緒に棒でもぎ取り干し柿作りをした。
作り方を特に意識したことはなく剥いて吊るしただけ。

干し柿 このたびの末っ子からの電話に、「気候環境や干す場所によるからなぁ~」と答えながらも、自分に何も工夫がなかったことに今更ながら気がついた。
さっそく夫の母から聞いた「剥いた後で沸騰したお湯(少しだけ酢を入れる)に10秒くらいつけてから干す」を試みることにした。
これで今までのものよりおいしい柿に仕上がる・・・かな?

下の画像は「わけぎ」
これの酢味噌和えは大好物。
市販のわけぎは「そうじ」がすんでいるのですっきりと美しいが、採りたては画像左のような姿。
1本ずつ根元をむき枯れ部分を取る作業は、時間は取られるし指や爪が真っ黒になる。
「忙しいのに」と疎んじていた作業のはずが、いつの間にかいただく食材と対話するようなそんな時間をいとしく感じ出している。


わけぎ

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2008年12月 5日 (金)

パンケーキ屋さん

もうだいぶ前になるが、KATEKさんのブログにパンケーキのことが書かれていた。
「クレープでもホットケーキでもなくパンケーキ」(こんな文脈だったかしらん?)
それ以来、私もパンケーキにはまっている。
といっても自分で焼くのでもなく、頻繁にいただくわけでもないのだけれど・・・。

職場の近くにできたパンケーキ屋さん。
注文を受けてから焼いてくれるのがうれしくて、お弁当を持参しなかった時や遅くまでシフトが入っている日の息抜きに時々訪れる。
たいていすいているので一人でもゆっくりできるのもいい。
(お店の人にとっては困ったことだろうけど)

まずはプレーンパンケーキ
プレーンパンケーキ
食事代わりならパンケーキサンドやエッグアンドベーコンパンケーキ
パンケーキサンド

パンケーキランチ
一番のお気に入りはキャラメルナッツパンケーキ
キャラメルナッツパンケーキ

職場にテイクアウトして同僚たちにふるまうと皆声をそろえて「おいしい!」
でも店には行かない。
「高い」から・・・。

良い素材を使い手作りしたものはそれに見合う調理時間と価格設定があって当然だと思うけれど、(ちなみにプレーンパンケーキで\550)、同僚たちがこれまた近くにある「早い、安い」マクドナルドの方に足しげく通うのもよくわかる。

ちょっと「食贅沢かなぁ?」とは思いつつ、これからも私の足が向くのはやっぱりパンケーキ屋さん。

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2008年12月 1日 (月)

「さなぎの食堂 定食日記」

「食」に関係したテレビ番組は相変わらずたくさんあるよう。
さすがに「大食い」に焦点をあてたものは少なくなった・・・かな?

先日たまたま見ることのできた番組はとても秀逸で、録画しなかったことが悔やまれた。

ドキュメント にっぽんの現場 「さなぎの食堂 定食日記」
11月29日(土) 22:25~22:55  NHK総合放映

東京の山谷、大阪の西成と並び称される労働者の町、横浜市寿町に「さなぎの食堂」はある。
中心となって運営しているのは31歳の若者。専門学校で学びフランス料理レストランでのキャリアをもつシェフ。
NPOとの連携により「さなぎの食堂」にはさまざまな余剰食品が集まる。
コンビニからは賞味期限切れ数時間前の弁当、弁当工場からはおにぎりの具、その他、規格外の野菜や冷凍惣菜・・・。

「さなぎの食堂」ではそれらの食材も組み合わせながら調理し1食300円で定食として提供している。
おにぎりの具は「ご自由にどうぞ」コーナーに並べられ、ご飯にトッピングできるし、コンビニ弁当やパンは超格安で買うことができる。(但し賞味期限の関係上、持ち帰りはできない)
食事を済ませたお年寄りが「ご自由にどうぞ」コーナーからみかんをひとつ手にし、穏やかな表情で店をあとにした。

運営を担う若者は「食べる人に何か愛情を加えた料理を作りたい」と訥々と語る。(表現は違ったかと思う)
それは野菜がたっぷり取れるメニューであったり、彩りにも気を配る盛り付けであったり、あるいは歯が悪い常連さんが来るとカツでもハンバーグでもあらかじめ小さく切り分けておく、といったこととして表れる。

見るからにおいしそうなその定食を日雇い労働者や独り暮らしのお年寄りは、実においしそうに幸せそうに食べる。
「寝ていてもおなかはすくからね」と語るお年寄り。

生きていく限り食べ続けなければならない。
しかもそれは人間にとって大きな楽しみでもある。
身体にも心にも満ちる「食」はすべての人間にとってかけがえのないもの、決して一部の者だけのものであってはならない。

「食」の原点を示してくれたような「さなぎの食堂」の取り組み。
しかもその活動の中心に若者がいることのうれしさ。

「いい番組だったなぁ」との印象が今でも強いが、考えてみればこのように「食」に真摯に向き合う番組こそ各テレビ局は製作するべきなのだろう。

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2008年11月19日 (水)

「どて焼き」は大人気

こんにゃくが10枚。「おいしいと評判の特産品でこれが最小単位だった」と夫が数日前に買ってきた。
ウィークディの夕食は私(プラス時々長男)という食卓。
「スーパーのものより賞味期限は短いし、果てどうしたものか?」としばし考えをめぐらし、まずは「田楽」、それからシンプルな「煮物」、とどめは久しぶりに「どて焼き」と決める。

評判にたがわずあっさりとしたおいしさで、4枚ずつ調理した田楽も煮物も少ない口ながらぺロリと平らげた。

最後の楽しみ、どて焼きは生協の店にすじ肉がない(もしくは売切れ?)ことが多く一日伸ばしにしていたが、昨日にやっと手に入れさっそく煮込みの準備。

■すじ肉は圧力鍋で生姜や白ネギの青い部分などを入れた水(ちょっとお酒も加えて)下茹でしてよく洗う。
(自分が余りすじ肉を好まないので、カレー用として売られているお肉も加えた。これは下茹でなし)
■こんにゃくも小さく切り下茹で。
■煮込む味噌は、田楽味噌にした残りや白味噌、普通の味噌、みりんなど適当に使ったが、だしだけは昆布とかつおでしっかりとった。

この手順を経て炊き始めること30分。
珍しく早く(といっても9時半頃)長男が帰宅。
少しゆるめに仕上げてお汁といっしょにいただくのが自分流とはいうものの、もう少し煮込みたいところ。
味見程度にメニューに添えてやると「どて焼きやんか、こんなん作れるんや!」と長男は感激?している。
もはや居酒屋メニューと思い込んでいるのか、O157流行以前には、時々我が家でも食卓に上げていたことをちっとも覚えていない。)

「もっと欲しい」とおかわり。
さらには続いて帰宅した夫がのぞきこんで「ちょっと食べたい!」(食事は職場で済んでいるのに)

煮込む前に随分少なくなった土手焼き、食事を済ませた長男が何と蓋付き容器に詰め込んでいる。
そして「ちょっと出かけるわ」と外出・・・。
何も尋ねることはしないが、母親の第六感としては「行き先はきっと彼女のところ」
お気に入りの「おふくろの味」を彼女に伝えに行くような気がして何だか晴れがましい。(違っているかも?)

さて、結局どて焼きは仕上がる前にほとんどなくなった。
心残りもあり、今日にもう一度材料を仕込んで(こんにゃくも買った)煮込み直し。
やっと納得のいく出来上がりにこぎつけた。

一気に寒くなった夕餉に湯気を立てた土鍋仕立てのどて焼き、おいしいです!
どて焼き

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2008年10月29日 (水)

セサミン1週間

胡麻に含まれるセサミンがいっぱい、というサプリメントの宣伝が気にかかる。
「若々しく」という言葉に敏感に反応する年齢になった・・・。

インパクトのある宣伝キャラクターたちにも刺激を受けるが、80歳を過ぎて共に元気な夫の両親も毎日ように胡麻料理を摂っている。
私がよく作る胡麻味噌和えも、元はと言えば夫の母がするのを見て覚えたもの。

「手軽にセサミン入りのサプリ」にも大いに惹かれるが、まずは胡麻料理を毎日1品、という目標を定めてみた。

炒り胡麻でもちょっと炒りなおし、あとはひたすらすり鉢でする。
胡麻をする
■だしと調味料を混ぜ合わせ胡麻和え。
■味噌もすり混ぜると胡麻味噌和え。
■ゆでて水切りした豆腐もすり混ぜると白和え。
シンプルな料理は、具材を変えてれば毎日でも飽きない。

秋茄子の胡麻和え(だしをたっぷりと)
胡麻和え

柿の白和え
柿の白和え
白和え作り

胡麻味噌にネギも加えて、絹厚揚げに乗せて焼いた
厚揚げのねぎ味噌焼き
ねぎ味噌
ちょっと手を抜いて市販の練り胡麻を利用した胡麻豆腐
(意外に簡単で、しかもおいしい!)
胡麻豆腐

おやつもあれこれ、と思っていたが、初日のおはぎの為に炒って砂糖を混ぜた胡麻がたくさん余った。
その胡麻利用の、おはぎ、大学芋、残り食パンのラスク。
おはぎ

大学芋2

ラスク

さて、次の1週間は何を作ろうかな?

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2008年10月 7日 (火)

テレビで見たお好み焼き

たまたまついていたテレビで見た料理関係の番組。
あるお好み焼き屋さんが紹介されていた。(少ししか見ていないので全容は知らない)
こだわりのある店主は、キャベツ、ネギはもちろん良質野菜をさまざま入れて作るらしい。
さらに生地に混ぜ込んだものとは別に、焼き上がりに山芋すりおろしをたっぷりかけている。
お好み焼きにはソース、すりおろし山芋にはしょうゆ、と味も和洋のコラボ。
ちょっと味や食感は想像できなかったが、とても食べてみたくなった。

とは言うものの、この店を探し当てて行ってみるのではなく、真似して作ってみようということ。

で、できたのがこんな感じ。
とろろお好み焼き
お好み屋のご主人曰く「山芋はいろいろ試したが青森産が向いている。」
生協で私が購入したものも青森産。
それは共通でも「プロの焼き上がり」に形状はかなり劣っている。
おそらく味も劣るだろうけど、何といってもこちらは「家庭の味」だもの。

たっぷり野菜が摂れてヘルシーメニュー、食感もさっぱりしている。
好みで言えば、私は普通のお好み焼きの方がやっぱり好きかな。
(そもそも生とろろはあまり好きではない)
でも仕事がハードで帰宅が遅く食事も不規則となっている長男が珍しくおかわりをした。
しかも「とろろもかけてな」と催促。

好みは分かれるだろうけど、皆様も一度お試しを!

ついでにその夕食メニューをご紹介。
飽きずにまた炊いた栗入り赤飯に柿のなます、胡瓜の浅漬け。
(あと1品、汁物がほしいところ)
お好み焼きご飯

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2008年9月29日 (月)

ミニスコーン

KATEKさんのブログにあった、おいしそ~なスコーン画像を見たときから作りたかった。(食べたかった、の方が適切だけど)

2年ほど前はしばしば作っていたことをすっかり忘れていた。
お気に入りのレシピがあったはずなのに見つからない。
で、うろ覚えでかなりアバウトに作った。
(型抜きなどせず、適当に丸めてしまうのは相変わらず)

それでもおいしく出来上がるのがスコーンの魅力。
シンプルな材料と作りで小麦粉とバターの風味が生きている。
形は、オーブントースターで焼くのでかなり小ぶりに。
「腕の乏しさ」はクロテッドクリームが補ってくれたよう。

たっぷりのクリームとジャムを添えて、できたて熱々スコーンをパクパク。
おいしいですよ~。
ミニスコーン

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2008年9月19日 (金)

「秋の味覚」はやっぱり栗から

秋という季節は何を食べてもおいしいから、改めて「秋の味覚は?」と考えてみると、「果て・・・?」となってしまうかもしれない。
かろうじて野菜や果物の一部に判断がつく程度で、魚介類となると、秋刀魚くらいしかわからない。
随分、旬の食材に鈍感になってしまったよう。

父や母は、まずは年に一度であっても松茸を食卓に上げてくれた。
子どもの味覚にも、それはそれはおいしく、舌触りやふんわりと包み込むような香りは確かな記憶として残っている。
とはいうものの、もはやあのおいしかった松茸は手に入りそうもなく、我が家の食卓にあってはすっぱりあきらめている。

ここ数年、秋の気配を感じ出すとその出番を待ちかねるのは栗。
今年もさっそく栗ご飯に仕立ててみた。
栗赤飯にするか普通の栗ご飯にするか、ちょっと迷った挙句「ええい、それならどっちも作っちゃおう」という結論に。

「思い立ったらすぐする調理」に役立ってくれるのは、圧力鍋と昆布水。
栗を蒸す、小豆を煮る、赤飯を炊く、どれも圧力鍋を利用。
普通の栗ご飯は炊飯器で炊いた。
ご飯の水は、いつも冷蔵庫に常備している昆布水(ろ過した水に昆布をつけてある)を使用。

栗の皮をむくのに少し手間がかかるけれど、このおいしさは止められない。
シーズン終了までに何回炊くことになるだろうか・・・。
栗赤飯
栗ご飯
炊き上がってすぐで、まだまぜていない。(余りに栗が多すぎ、とよく言われる・・・)
栗ご飯2種 

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2008年9月 4日 (木)

手作りひろうすはいかが?

豆腐料理は何でも好きで、「揚げだし豆腐」は時々作る。
でもそれ以上に好きなのが「手作りひろうす」。
「飛竜頭(ひりょうず)」や「がんもどき」とも言う。
市販のものは煮物にしかしないが、自分で作ったときは必ず揚げたてをそのままいただく。

「秋のメニュー」の食材はまだこれと思うものが見つからず、昨夜は久しぶりにひろうすを作ってみることにした。
買い物に行くと、小ぶりの天然つばす(4つの切り身)が100円で売られていたのでそれも買ってしまった・・・。
というわけで小食の私にはちょっと食べ切れそうもない夕食メニュー。

夕ご飯
はまちがハバをきかしているけれど、何といってもメインはひろうす。
しかも揚げたてアツアツ。塩味しかつけていないけど、大根おろしだけで十分。
幾つでも食べちゃうほどのおいしさ!

調理も特にむつかしいことはなく、てんぷらができる人は大丈夫。(実は私は天ぷらが苦手で、なかなかうまく揚げることができない・・・)
豆腐の水切りさえしっかりしておけば、失敗はない。

ひろうす
【すり鉢で混ぜ合わせた材料】
・すった炒りゴマに(布やペーパタオルなどでしっかり水切りした)豆腐、おろした長いもをなめらかになるまですったもの。
・茹でた枝豆
・みじん切りの椎茸、人参、きくらげ、れんこん
・ぶつ切りの海老
・卵白
・調味料は塩と砂糖も少し
(ネタが柔らかくなるので醤油や酒は入れない)

あとは、小さく丸めてこんがりと揚げる。

多めに作っておけば翌日は煮物にもなる。
昨夜も豆腐1丁で10個になったが、私がペロリと3個、残りは家族がこれまたペロリと平らげ、残らなかった・・・。

さすがに、はまちの煮物は一切れしか食べられなかったが、これまた翌日は煮こごりとなった汁といっしょに炊きたてご飯といただくのもおいしい。

付け合せは常備菜の切干大根の煮物。
香のものは胡瓜の浅漬け、新生姜の甘酢漬け、とゴーヤの漬物(ゴーヤのキューちゃん版のようなもの)
それと出始めの林檎を胡瓜やレーズンと合わせたサラダ。

はまちも切り身にしたものを買ったし、煮物に使った生姜は新生姜を薄切りにして冷凍しておいたものを使ったので手間無し。
ひろうす作りだけに集中した夕ご飯。
揚げ方が相変わらずいまひとつながら、それでもホントにおいしい。
ぜひ手作り、揚げたてのご賞味を!

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2008年8月 1日 (金)

残りご飯で焼きおにぎり

週始めの大荒れ天気以降、少しは涼しくなっていたのが今日あたりから元どおり。
ホンマに暑い!

この暑さでは、おいしく食事をいただき元気に過ごすことができれば感謝。
それ以上は欲張らないことにしている。

そんなわけできょうは「焼きおにぎり」のご紹介。
香ばしさが食欲をそそります。
炊飯器での長時間保温が嫌いな私は、ご飯は1食分ずつ炊き、残れば冷凍にするけれど、時には残りご飯を焼きおにぎりにする。(わざと多めに炊いて作ることも)
焼きおにぎり
画像のものはみそ味。みそ和えはしょっちゅう作るので、その余り味噌を塗った。
(香の物は、新生姜の甘酢漬けキューちゃん漬け、そして胡瓜の浅漬け)

作り方、というほどのものはなくて、普通に作ったおにぎりをオーブントースターで焼くだけ。
くっつかないように、まずはトースターを十分空焼き。
おにぎりを入れてからもしばらくはそのまま焼いて表面を少しカリッとさせておく。
それから刷毛で醤油または味噌を塗ってさらに焼く。
しばらくして裏返し、もうひとつの面にも塗り、また焼く。
これだけのこと。
焼き加減はお好み。じっくり焼いたのが好みであれば重ね塗りをしてもおいしい。

子どもたちが小さい時は、晩ににぎっておいて、朝食はこんがりとした焼きおにぎりにしたこともしばしばあった。
パクパクとよく食べてくれたっけ。

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2008年7月16日 (水)

キューちゃん漬けは簡単

1昨年、友人から手作りのキューちゃん漬けをもらった。
市販のものとは違い、口に残る後味がさっぱりしていた。
今年は胡瓜そのものをたくさんもらったので、アドバイスを受けながら自分で作ってみることに・・・。
これが意外と簡単な上に、ハリハリと歯ごたえよく、味も期待以上。
(で、食の楽しみはすっかりキューちゃん漬けと新生姜の甘酢漬け(とぬか漬け)、など香の物だけで占められてしまい、主食はおろそかに・・・。)

■「キューちゃん漬け」 手順
キューちゃん漬け1
沸騰したお湯に丸ごとの胡瓜を入れて火を切り、さます。
湯を変えて3回繰り返す(のべ2日かかった)

キューちゃん漬け2 
小口切りにして(同じ畑で採れた胡瓜なのにそれぞれ断面が違っているのがおもしろい)、しっかり水分を絞る。どうやらこれが「パリパリ」の秘訣らしい。
★キッチンペーパーでは絞りきれない。ふきんなど布を使用のこと。
(身体は大きいのに力なし、の私はこれを夫に頼んだ)

キューちゃん漬け3
あとは千切りの生姜と鷹の爪を加えた調味液を煮立て、熱いうちに絞った胡瓜を漬け込むだけ。
調味液は、みりん:醤油:酢が10:10:1くらいの割合。
(胡瓜20本でみりん:醤油:酢は500cc:500cc:50ccくらいか)

キューちゃん4
漬けたその日(2.3時間後)からおいしい。4枚目の画像は4日目になるけれど、
いまだパリパリ。
キューちゃん漬けは、漬物を好まない若い人にも人気。ぜひ1度お試しあれ。

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2008年7月 4日 (金)

新生姜の漬け込みが終わった

「ぬか漬け」「山椒の佃煮」「新生姜の甘酢」は暑い季節の食欲を支える私の3本柱。
ところが、バタバタと日を過ごす内に実山椒の季節をやり過ごしてしまった。
もう1本の柱を失っては大変、と「新生姜」の売り出しがずっと気にかかっていた。

例年なら出始める頃になったのに、毎年キロ単位で購入している生協の宅配商品に、大袋企画がない。
生協店舗でも品薄の上に、何だか元気のない生姜に見える・・・。

そこで時々お世話になる職場近くの昔ながらの八百屋さんに仕入れてもらうことにした。

新生姜
「いい商品があれば買ってくる」とのことで、数日後には「取りにおいで」と連絡あり。
1箱4キロ入り。
おっちゃんが自慢するだけあって、色つや良くいかにも「新」らしい美しさと香り。
生協で買ったものも含めて、数日かけて6キロ近くを甘酢につけた。
(あと500グラムくらいは薄切り、あるいはおろし用に丸ごと、と小さくいくつもに分け冷凍庫へ)

作り方はとっても簡単(だって某メーカーの「べんりで酢」利用だから・・・)
薄切りした生姜をさっと湯通しして「べんりで酢」に漬け込むだけ。
この「べんりで酢」は、手軽というより、そのおいしさからなかなか手放すことができない。
目標は「自家製合わせ酢」ながら、幾度か試みても納得のいくおいしい酢が作り出せないでいる。
それでも今年もまた挑戦。生姜の箱に一緒に入っていたごくシンプルなレシピ通りに作ってみた。

酢2カップに砂糖を1.5カップ(生姜500グラム)、これを煮立ててさます。
薄切りにして少しの塩をまぶして置いておいた生姜をさっと湯通し、手早く水分をとって漬け込む。

「べんりで酢」漬けは相変わらずおいしいけれど、今度のレシピによるものも期待以上においしい。
でも漬けたてがおいしいくても、日が経つにつれ味や歯触りが落ちることもよくあるので、評価はまだできない。

何はともあれ、3本柱の内2本が確保できてやれやれ。
(ぬか床は去年のものを冷蔵庫保管、毎日おいしくいただいている)

画像は既に1キロくらいは食べてしまったあとの分。
(右端の、ふたが開いているものが漬けたて)
これだけあってもおそらく8月の終わりまではもたないと思う。
新生姜の甘酢漬け

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2008年5月28日 (水)

今年もやっと筍のシーズン・・・。

待っていたのは「はちく」(破竹ではなく淡竹と書くらしい)。
4月から出回る孟宗筍も好きだけれど、はちくのまろやかで繊細なおいしさに惹かれて止まない。
毎年この季節の楽しみのひとつ。
はちく
市場ではお目にかかることは少ないけれど、実はこれ、夫の実家の山にある。
しかも今年はもらいに行く時間がなくてジリジリする必要もなかった。
今日、高齢の義父がわざわざ届けて下さった。
おまけに朝に採った筍を既に義母が茹でてくれている。
かごいっぱいの筍はすぐに調理にかかれる状態、感謝!

筍づくし
で、筍づくしの晩御飯。
まずは湯葉の包み上げ。家族はみな筍いっぱいの春巻きが大好きだけど、今日は自分の好みで湯葉を使った。(春巻きは夫も家で食事をする週末かな)
具は下の画像。すった山芋にあわ立てた卵の白身。そこに筍、えび、えんどう豆を混ぜ合わせたものを湯葉で包んで揚げた。
塩味仕立てにしたのでレモン汁で。
包み揚げ具

次に田楽。
練り味噌は、なすび、こんにゃく、豆腐、ホイル焼き・・・、何に使っても簡単でおいしいのでしょっちゅう作る。
オーブントースターで練り味噌をつけた筍を焼いて、炒ってすったゴマを振りかけた。

新わかめとの煮物は、少しの塩とみりん、ほんのちょっぴりの薄口しょうゆで味付け。
だしだけは昆布とかつおでしっかりとっている。

雑穀ご飯といただいた今夜の夕餉に大満足。
ビールさえ欲しいと思わなかった!(コレ、ホント)

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2008年4月17日 (木)

セリごはん

気がつけばずい分、更新に間があいている。忙し過ぎたここ10日ばかりをようやく乗り切って一息ついた。
疲れは一番目にくるようで、パソコンやテレビの画面を見ると目が痛い状態が続いていたが少しはましになってきたよう。
パソコンの画面を注視することが欠かせない仕事だから、ある程度の負担は覚悟せざるをえない。
何かと不健康を助長するパソコンだけど、人との関わりがとても楽しみな私にはこの仕事は、心の健康に大いに寄与してくれているかもしれない。

友人たちからも、健康に関するアドバイスをいただいて、そのひとつに「ビタミン豊富な食事を」というのがあった。
これは日常に大切なことなのだけれど、忙しいときはつい自分の食事になどかまっておられない・・・。
で、きょうの休日は遅ればせながらアドバイスに従って、春野菜をたっぷり取り入れてご飯作り。

メニューは
・セリごはん
・鰹のタタキ、たっぷり野菜&新ワカメ添え
・わけぎの酢味噌和え
・ゆし豆腐、納豆入り

セリご飯
鰹たたき
わけぎ酢味噌和え
わけぎ
生わかめ 
ゆし豆腐と豆乳
春野菜の香りとほろ苦さはとても好き。
セリは子どもの頃はもちろん、20年くらい前までは子どもたちと散歩途中で摘みお惣菜にしていた。今頃はどこに行けばあるのかの見当もつかない。
今回のものは、近くの無(低)農薬、有機栽培の農園直売所で買った。
濃色の緑が、さっとゆでると魔法をかけたような鮮やかさに。
(同じく生ワカメの、茶から緑への変身ぶりも小気味いい。そういえば、セリを写しておくのを忘れた・・・)
炒りごまは、もう一度さっと炒ってから切りごまに。
あら塩はホイルにのせて、高温のオーブントースターで焼いてさらさらにしておいた。
あとは炊きたてごはんに、しぼって小さく切ったセリと塩とゴマを混ぜ合わせるだけ。

鰹のたたきは、いつもそうだけど「サラダ」と言った方が適当かと思うくらいたっぷり野菜をのせる。冬は大根がメイン。春は新ワカメかな。きゅうりや青じそ、かいわれ大根、針生姜、ネギ・・・などの香味野菜もたっぷりと。

わけぎは大好物で、この季節にはしょっちゅう買う。かつて採れたてをいただいたことがあるから、売っている状態のもののが既にどれだけ手が加わっているかを知っている。
前述の農園の作業場でも見かけるのだけれど、泥だらけのわけぎをたらいの水でよくすすぎ1本ずつ薄皮を剥き、きれいに束ねる。
収穫してからさらに、この腰も痛くなる地道な作業を加えて画像のものが200円・・・。
(ここで買うおいしい野菜をいただく度に、いつも「ありがたいなぁ」と思う)

そしてkojiさんに教えていただいてすっかり気に入った「ゆし豆腐」。
おいしそうな豆乳(たいていニガリもセットされている)を見つけると作る。
オリジナルの「納豆入り」がまたおいしい!

ごはんを作る意欲が出てくるのは、体調の回復のしるし。
そしておいしいものを食べてまた元気になる、と好循環へ。

外は大雨で時に雷も轟く悪天候だけど、明日もいい一日が待っていそう。

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2008年3月12日 (水)

みようみまねの沖縄料理

沖縄に行かれたkojiさんのエントリー、いつもながら興味深い現地報告だったけれど、何より料理画像に心奪われてしまった・・・。
沖縄へはず~と前に一度行ったきり。
3拍4日の小グループでの研修旅行でとても充実していたが、食事が合わなくて困った記憶がある。
kojiさんが紹介されていたメニューのほとんどに出会わなかったのに、それらがまた何とおいしそうなこと・・・。

ということで、「食べてみたい!」という欲に従い見たことも食べたことも無い沖縄料理を3品作ってみた。

ゆし豆腐など
メニューは「ゆし豆腐」「フーチャンプル」「ラフテー」。
「ゆし豆腐」というのは、固まる前の豆腐で料理はそれを使ったスープのよう。
豆腐好きの私は、作る前からそのふわふわツルツルしたのどごしが想像され、出来上がりにワクワク。
これがまた実に簡単にあっけなく出来上がった。
豆乳を温め、にがりを混ぜて、しばらく蒸らしておいてだしを入れて味付けしただけ。

「フーチャンプル」というのは、麩を卵に浸してから炒めているらしい。
春野菜の、わけぎや新キャベツと取り合わせてみた。
麩にからんだ卵がとてもまろやか。

「ラフテー」というのは焼酎で煮る豚の角煮。
ちょうどいいことに頂き物の焼酎が眠っていることを思い出した。(私は焼酎を飲まない)
惜しげもなくたっぷり使い、圧力鍋で煮た。
上にたっぷり乗せたのはわけぎの白い部分。

私一人にはこの3品で十分。
近くのスーパーで見つけたオリオンビールもつけて・・・。
kojiさんが食された「本場モン」とは少々違うだろうけど、「ゆし豆腐」「フーチャンプル」はあっさりしていてとてもおいしい。
沖縄行きのときは、何でこんなおいしいものに気がつかなかったのだろう?
これからは定番メニューに加えよう。
「ラフテー」は、息子たちがいるときに作ると人気まちがいなし。

長い間「口に合わない」と思い込んでいた(ゴーヤ料理はよく作っていたが)沖縄料理、やっと、思い違いであることに気づくことができた。
どんなことでも「新しい発見」はうれしいけれど、食いしん坊の私には食べることに関してなら、なおさら。

しょっちゅうおじゃまさせて頂いている幾つかのブログでは、その都度何かの情報や示唆などいただいている。
皆様に感謝。

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2008年3月 5日 (水)

ちょっと豪華なランチ

花壇のチューリップの芽はぐんぐん伸びてきていることには気がついていたけれど、隅っこに置いていた植木鉢を見てびっくり。クロッカスが咲いていた!
暗くなってからの水遣りが続いていていたから見逃していたのかな?
まだまだ寒い日もあるけれど、春はここそこで顔をのぞかしている。
クロッカス
きょうのランチは、春の香りいっぱいの(私にとっては)とても豪華なもの。
まずはミートローフ。(うまく切れなくてちょっと形はヘン?)
料理のレパートリーに入っていなかったので、作ったのはこれが初めて。
KATEKさんのブログエントリにあり刺激された。
といっても同じような手の込んだものはできそうもなく、自分流にかなり手抜きするつもりだった。
ところが、とっても丁寧なアドバイスをいただいてうれしかったし、更なる刺激にもなったので少しだけ予定を修正。

ミートローフランチ
既に材料として買っていたミンチ肉に、ロース薄切り肉を包丁で潰して追加。(次回はミンチを使わないで作ろう!)
さらに、こくと歯ごたえをだすために、小さく切って炒めたベーコンも入れる。
混ぜ込む野菜は好物のレンコンとしいたけ。(歯ごたえもいい)
あとは炒めた玉葱とミキサーで砕いた玄米パン、卵と調味料。
これらをよくねり焼く、という運びが普通なのだろうけど、オーブンは5年ほども使っていないので得意の?圧力鍋を使う。
型もないし、アルミのお弁当箱は小さ過ぎるのでステンレスの丸なべにバターをこすりつけて具材を入れて蒸すと、20ほどで出来上がり。
蒸した効果か、ふんわりとやさしい味がする。
(名前を「簡単蒸しミートローフ」とでもしようか・・・?)
丸なべに残る旨みを含んだ水分は、ケチャップととんかつソースを足して煮詰めソースとした。

パスタの好みは、きのこと青じそだけど、春先の青みはちょっぴりほろ苦いわけぎを使いたい。(赤いのは残り物のスモークサーモン)
そして・・・、デザートは待ちに待ったもの。
年に1回だけ生協で企画のある土佐の文旦。
さわやかな香りとみずみずしさ。
1年に数個、これを食べることができるならグレープフルーツはひとつも食べなくてもいい。(まぁ、全然べっこのものなのだけれど・・・)

文旦とレーズン
そのまま食べるのが一番おいしいとはいえ、あえて組み合わせるならレーズン。
しかも横に添えた画像のものでないとダメ。オイルコーティングしていないので油っぽくない。

と、好物ばかり並べて、しかもKATEKさんのお心遣いもいっぱい入っていて、とても贅沢で豪華なランチとなりました。
おいしかったです!

ミートローフは1回作って、感じがつかめたのでレパートリーに加えてみることにしよう。
次はお客様といっしょにいただけるよう、形の美しさにもう少し注意を払う必要がありそう。

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2008年3月 3日 (月)

「賞味期限」が問題

ちょっと事情があって、大量の焼き海苔が家にある。通常サイズに換算して650枚分。
国産と明記され、サイズもそのままおにぎりに巻ける使いやすいもの。
小さく切っておいて朝食に、またお昼のおにぎりに、あるいはさまざまな料理のトッピングに・・・と毎日食卓で活躍してくれる素材。
おすそ分けしても喜ばれるはず。

焼き海苔
でも・・・ひとつ大きな問題あり。
それは、【製造:07年3月27日 賞味期限:07年9月22日】という記載。
食べてみると、香り、味、乾燥度などに全く違和感を感じない。

これだけの食品を廃棄してしまうなら、「もったいない」を超えて罪の意識さえ湧くだろう。
通常でも、食べ残しや使い忘れで古くなり過ぎたものを捨ててしまうことに後ろめたさがあるけれど、大量であれば尚のこと。
賞味期限という根拠のよくわからないものだけを判断基準にして、段ボール3箱分の海苔をゴミとして出すことはできない。

製造業者や小売業者は、賞味期限が過ぎてしまえば「廃棄」。
消費者からは見えないその量はどれほど莫大なものになるのだろうか・・・?
(もちろん損失は価格に反映しているのだろう)

『世界がもし100人の村だったら』で言えば、
「20人は栄養がじゅうぶんではなく 1人は死にそうなほどです でも15人は太り過ぎです」

「農薬入り餃子」のことで、広く浸透した「39%」という日本の自給率。
それなのに「太り過ぎ」の仲間に入っている日本人も多いよう。
太り過ぎて、尚且つ食べられるものを廃棄する・・・。

賞味期限のことでは「偽装」ばかりが取りざたされ、過ぎてしまって「廃棄」されたものについては浮上してこない。
十分おいしい大量の焼き海苔を目の前にして、このようなものがどんどんゴミになってしまっているのだ・・・、と食を取り巻くしくみに今更ながら疑問が湧く。

とりあえず、我が家レベルではこれをゴミにしない策をあれこれ考えよう。
だけど、明記された消費期限のおかげでおすそ分けはできないしなぁ・・・。

下の画像は焼き海苔で作ってみた佃煮。香りがよくあっさり味でご飯がおいしい。
これで10枚の量。65回分作って配ろうか?
海苔佃煮

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2008年2月12日 (火)

Myお椀

ほとんど自分の為だけに作る食事にも随分慣れた。
調理意欲や食欲を刺激するものは、積極的に手に入れることにしている。おいしそうな食材(といっても近隣の店で売られている低農薬・有機栽培の野菜がほとんど)はもちろんだけど、新しい器もたまに買う。
以前は最低6こ単位(家族5人プラス予備)であった購入数は、現在はほとんど2つぽっきり・・・。

栃 先日買っちゃったのがこのお椀。
生協配送のカタログにあったもの。

「あなたのお誕生日は何月ですか」【山中塗り】日本の銘木を器にしました。

というタイトルをつけて4月から3月までそれぞれ素材の木種を変えて案内している。
たとえば4月は【桜(さくら)】、案内文はこんな感じ。
-------------------
日本人にもっとも愛される木です。材質は緻密で硬くて美しく、細工物、版木、家具に使われ、樹皮は桜皮細工になります。
-------------------
以下、
5月【栃(とち)】 6月【檗(きはだ)】 7月【桂(かつら)】 8月【栓(せん)】
9月【栗(くり)】 10月【楓(かえで)】 11月【樫(かし)】 12月【胡桃(くるみ)】
1月【橅(ぶな)】 2月【楢(なら)】 3月【欅(けやき)】
それぞれ、(私がアップしたようなものとは全く違う)くっきりはっきりの画像が載せられている。

長い間使ってきたお椀がいかにも古びてきたこともあり、これにそそられてしまった。
といっても「誕生月」などにはこだわらない。
画像や案内文から気に入ったものを選択した結果、自分用のは10月の【楓(かえで)】。

「秋には美しい紅葉を楽しませてくれます。メイプルシロップの原料として有名。材質はやや重厚で木目が細かく艶があるので器具、家具、漆器などに使われます」とのこと。

ちなみに夫の好みは1月の【橅(ぶな)】。
「西欧では森の女王様」と呼ばれているとか・・・。

届いたらさっそくお味噌汁が作りたくなった。(自分の為だけにお汁を作ることはほとんどないのだけれど)
実だくさんにして、大根おろしも入れて・・・。
軽くて手触りはすべすべ、口があたるところがやさしい。
これにつられて、しばらくはこまめにお汁を作りそう。

そうそう、上の画像のものはプラス1で買った5月【栃(とち)】(だと思う、木種が書いてある箱から出したら【橅(ぶな)】との区別がはっきりしなくなった・・・。
栃と橅

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2008年2月 5日 (火)

「冷凍餃子騒ぎ」からエンドウ豆スープ

1ヶ月ほど前に、夫の実家からエンドウ豆を冷凍したものをいただいた。
エンドウは大好きだけど「家庭で冷凍した長期保存もの」は劣化が激しくどんな食品でも嫌い・・・。
調理する気になれないまま、冷凍庫に入れっぱなしでさらに保存期間が長くなってしまった。

思い切って調理してみることになったきっかけは、「農薬が混入された冷凍餃子騒ぎ」。
原因はまだはっきりしないけど、身近な「食」のことなのでいろいろ考えさせられた。
「やっぱり食の自給率アップ、地産地消がいいなぁ~」と思ったところで、冷凍庫にあるえんどう豆の存在が後ろめたく感じられてきた。
「地産の(ではないけど、義父や義母が丹精こめて作った)食べられる食品があるのに、ほったらかして他の食材を求める、それはあかんやろ」という自責の念・・・。

メニューは、たくさんの量があるので迷うことなくスープ。
考えてみればたっぷりのエンドウをスープにできるなんて贅沢なことかもしれない。
圧力鍋で柔らかく煮て(ねぎの白い部分を玉葱の代わりに入れた)、ミキサーで攪拌し牛乳を少し加えた。まろやかさをだす為にこれも圧力鍋でふかしたじゃが芋を1個加えている。
だしは昆布水(昆布を入れた水を冷蔵庫に常備)だけ、コンソメも使っていない。

ちょうど生協から届いた北海道小麦のパン(生協への信頼度もどんどん落ちるけど、このパンはお気に入り)で作ったサンドイッチとの組み合わせ。
具材はレタス、ふかしポテトの薄切り、チーズ、牛肉の照り焼き。
自分だけの夕食だからこれで十分。

さて味の方は・・・、やはり「冷凍臭さ」は残っている。
でも、エンドウのこくは出ているし、動物性の素材を使っていないことによるさっぱり感もあり、かなりおいしい。

「冷凍餃子」のことがなければ、このエンドウ、ず~と冷凍庫で眠り続け、新エンドウが出る頃に「ゴメンナサイ」と捨てちゃってたかも・・・?
今一度、身近にある素材を大事にしなくてはダメ、と自分に言い聞かせたのでした。
えんどう豆スープ

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2007年12月17日 (月)

また寄ってしまいそう・・・八百屋さん

「忙しい、忙しい」と師走のせわしなさをどこか楽しんでいたのは、今は昔・・・。
大掃除も手をつけず年賀状も買っただけ、状態なのに何だかはや息切れ。
今日は比較的早く仕事を終えたとはいえ、帰り道は真っ暗で寒い。
おいしい柿が食べたくなって(もう晩ご飯はそれだけでいい、という気持ち)久しぶりに職場近くの八百屋さんに行ってみた。
そこは3週間ほど前に岸根栗(がんねぐり)と干し柿用の柿を買った店。
おっちゃんもおばちゃんも顔を覚えていてくれたようで、おばちゃんが「栗、ほしいんか?」と声をかけてくれる。
柿がほしいこと、干し柿はうまくできてあめ色っぽくなってきたことなど話す。

「あいにく今日は柿ないけど、ちょっとこれ食べてみ。おっちゃんの手、きれいやから」と言っておっちゃんが指ではさんで差し出してくれたのは真っ白なイカ?一切れ。
「これな、一番おいしいとこなんやで。わたの近くで胴にぴたっとくっついてるとこや。今ちょうど料理してるとこやってん。」

しょうゆもわさびもなしに?と思いつつ口に入れると、香りやさしく甘さしっとり。
魚介類の生臭さを全く感じさせない旨さにびっくり。
八百屋ではあるが昔ながらの店のスタイルそのままに、乾物はもちろん日によって魚があったり、花があったりする。
その絶品のおいしさの正体は「剣いか」だとか。
一切れのイカとおっちゃんとおばちゃんのやさしい声でぐっと元気を盛り返し、(というよりこのおいしいイカをたっぷりと食べたいという欲のせいかも・・・?)
剣イカを求め、刺身に仕立てることにした。
普段はもっぱら庶民の味、するめイカばかりで、剣イカをまるごと買うのは実は初めて。
「まぁ、何とかなるやろ」の心つもりであったが、
「自分でできるかぁ?何やったら、今おっちゃんがうち用にさばいてるから良かったらそっちあげてもいいよ」とおばちゃんから思いがけない言葉が。

かなりの疲労状態に何てありがたい!
しばらく待つと、おっちゃんが刺身用の身2枚(輝くように真っ白)と別に足部分を袋に入れて渡してくださった。
「身には表裏があって、少し色が鈍い方が硬いからそっちに細かく包丁目を入れてから切りや」と丁寧な説明も添えてくださる。
おばちゃんと相談の上、足部分はねぎと酢味噌和えにすることに。
さらに帰り際には奥からおっちゃんが柿を持ってきて、「これな、熟柿にして食べようと思ってとっておいた柿の最後のひとつやけどあげるわ。持って帰り。」と見るからに甘そうな柔らかそうな柿を持たせてくださった・・・。

イカと柿
というわけで夕食は柿の実ひとつのはずが、
お刺身にいかの酢味噌和え、イカの調理を楽できたかわりに実だくさんのお汁も作って、さらには熟柿のデザート、と栄養も旨さも大満足。
刺身のおいしさは予想通りだったけど、酢味噌和えは何と予想超え!
サッとだけ湯にくぐらせたイカの柔らかさと凝縮された旨みには噛みしめながらウットリ。

おいしいものを食べたあとはやっぱり身体も心も少し勢いを取り戻したよう。
おっちゃんとおばちゃんに感謝しつつ、ブログに記憶をとどめておこうという元気が出たのでした。

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2007年12月10日 (月)

2日目のぜんざい

昨日にこの冬初めてのぜんざいを炊いた。
私はすっかり忘れていたが、昨冬も初ぜんざいは12月の第2日曜日だったらしい。
これは偶然ではなく、ちょっと残念な理由がある。

おぜんざい
当市の市民マラソンは毎年12月の第2日曜日に開催される。
過去に幾度か参加したけれど、走ったあとでいただくおぜんざいの味わいは格別だった。
市役所の職員を中心に大なべで煮込み、お餅も入れて(年によっては小麦粉団子の時もあったかな)サービスして下さった。
どっと疲れている上に、汗がひいてどんどん冷えていく身体におぜんざいはおいしく、ありがたく、この瞬間の為に走っているのでは?と思うくらい大きな楽しみであった。
ところが、毎年このマラソンに参加している夫によると、昨年は経費削減の為に「ぜんざい炊き」が中止になったらしい。
確かに経済状態はたいへん厳しい市ではあるが、何でこんなささやかな市民の喜びを削る?!と心底腹が立ってしまった(食べ物のうらみは恐ろしい・・・)。
日曜出勤で忙しく立ち働かれる職員の方には申し訳ないけれど、何とか工夫して継続して欲しかった・・・。

ということで、今年もおそらく「ぜんざい炊き」は実施されないだろうと予測して家で炊いておいた。
マラソンを終えて帰ってきた夫は驚くだろうと思っていたのだけれど、「いや、実は今年も期待していた」とのこと。「昨年も『それでは家で炊きましょう』ということだったから」と言う。
1年前のことなのに私は全く覚えていないけど、毎年考えることが同じなのが何だかおかしい。

走ってきた夫はもちろん、家でゆっくりしていた私も、昨日は初ぜんざいを味わったのだけれど、実は私の期待は2日目。
で、今夜の一人ごはんのデザートは期待ワクワクの「2日目のおぜんざい」。
初日はサラッとした甘味、煮返す2日目はとろりとした甘味、さらに煮返す3日目はどろっとした甘味・・・。
おでんといっしょで私は2日目が一番好み。
おぜんざいに合う玄米餅もこんがり焼いて、冷え込む夜にあつあつデザート、おいしかったです!

鉄瓶 添えた画像は南部鉄瓶。
貧血対策に使っているのだけれど、そのまろやかなおいしさに惚れこんで、最近はお茶はもちろんコーヒーもこの鉄瓶で沸かしたお湯を使うことが多い。(あとを必ず空焚きしておくのがちょっと面倒)

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2007年11月29日 (木)

さっそく柿を吊るす

昨日買ったあんぽ柿、おっちゃんが「良さそうなのを選んだりや」というのを受けておばちゃんが柔らかそうなもの中心にを袋に入れて下さった。
ほっとくとジュクジュクしてきそうなので、今日の仕事のシフトの合間に吊るしてしまうことにした。
自宅から自転車で10分という職場の近さがありがたい。

皮むきはおっちゃんのアドバイス通り、
・まずはヘタの角をはさみで切り落とす。(とんがっていると実を傷つけるから)
・ヘタの周りをぐるっと包丁で剥く。
・あとはピーラー利用でもいいので縦向きに剥く。

あんぽ柿 かつて山で取った柿で作ったときは、小さいし数が多いので随分手間取っていた。
こんなに大きいと剥くのも簡単だし、吊るすのもやりやすそう。
もっとたくさん欲しいところだけど、いくらおいしさは超期待!といっても、1盛4個で600円では2盛がせいぜい、といったところ。

剥いたあとはひもをくくりつけ、さっそく吊るしてみる。
ベランダは南向きなので、陰干しが必要な干し柿作りには不向き(と思い込んでいた)のだけれど、おっちゃんは「南向きでええねん、陽があたっていいんやで」と言う。
「ホンマか?」と小さな疑問もあるのだけど、とにかく吊るせるところはベランダしかないので、竿のはしにひっかける。
幸い軒は深いので、雨はまずかからない。

たった8個でちょっと寂しいけれど、曇天にもきれいな色の柿は映えている。
規則正しく並ばず、あっちこっち向いているのも自分らしい(ホントはきっちり美しく並べたいのに、できない・・・)
ぶら下げているところを娘の子にも見せてやりたいけれど、今から帰ってくる12月末まで干し続けると干からびちゃうのかな・・・?

吊るし柿 収めた画像もこれまたピンボケ、何をやってもオソマツだけれど休憩の合間の一仕事としては十分、としておこう。

あとは、「少し固くなってきたら、1つずつ軽く揉んでやると、種が実から離れて食べやすくなるよ」というアドバイスを忘れずに実行しなくては・・・。

これからは、洗濯物を干すたび日々変化していく柿たちに楽しませてもらえそう。

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2007年11月28日 (水)

岸根栗(がんねぐり)を買う

職場の近くに昔ながらの八百屋さんがある。品の良い年配のご夫婦が経営されていて、商品には質や産地へのこだわりが感じられる。それでいて価格設定は特に高いというわけではない。
ご夫婦との会話も楽しくて、時々立ち寄る。
久しぶりに昨日出向いてみると、何と店頭に栗(おがくず状のものが入った箱の中)!
旬の時期に飽きもせず何度も栗ご飯を楽しんでから、既に1ヶ月以上。何で今頃?
そんな疑問に即答えてくれるのも、「八百屋さん」スタイルのお店ならでは。

「知らんかった?これはな、『岸根栗(がんねぐり)』って言うて、『岸根』は山口の地名やけど、保存がきくねんで。正月用に今頃出回るんや、おいしいで~」と、おっちゃんは教えてくれる。

栗を見つけたとたんビビッと反応したのには、実は理由がある。
連日のように栗ご飯を楽しんでいたとき「(他国で暮らして既に5年になる)娘にも食べさせてやりたいなぁ~」としみじみ感じた。
その娘とその子どもが、この年末年始に帰ってくる。
あれもこれもしてやりたい、という思いはふくらみっぱなしだけれどその中でも「食べさせてやりたい」は大きな部分を占める。

そんなわけで「これで正月に栗ご飯を作ってやれる!」と歓喜したのだけれど、おいしくなければがっかりさせるかも・・・ということでまずは慎重にお試し。
とりあえず、かご一杯分を買い求め、その日に栗ご飯に仕立ててみた。

結果は上々、ということで今日は新たにかご3杯分(2キロ)を確保。
冷蔵庫保管するか、さっと圧力鍋で蒸してから剥いて冷凍するかは考え中。(おっちゃんは「冷蔵庫で大丈夫」と言うし、おばちゃんは「冷凍した方がいい」と言う・・・)

栗と柿
ついでに買っちゃったのが干し柿にする「あんぽ柿」。これは娘というより、まだ1歳の娘の子に食べさせてやりたい。できれば吊るしている風情も見せてやりたい・・・。

いやぁ、前回のエントリーに「1人ご飯作りも、また楽し」と書いたけれど、それはそうなのだけれど、やっぱり「食べさせてやろう」というワクワクするような喜びには比べるべくもない。

ところで干し柿作り、過去に何度もやったけど(こんな立派な柿を買うのではなく、山でもいだ柿で)アクで手がすべり作業にずいぶん手間取った。
そんな話をすると、おっちゃんは「そら、軍手はめなあかんわ」と少々あきれ顔。
「なんも知らん」私をほっとけないようで、ご夫婦が代わる代わるコツなどを伝授、あげくにはヘタの切り方、皮の剥き方を示す為に実際に柿をひとつ目の前で剥いて下さった。

果物や野菜はその道のプロがいるお店で、いろいろ話を聞きながら買いたい。同じように魚は魚屋で、荒物は荒物屋で・・・、というかつて当たり前だった買い物スタイルはすっかりさま変わりしてしまったから、こんなお店やお店の人とのやりとりは貴重。
とても楽しいひとときを過ごした上に、両手にはずっしりと重い立派な栗と柿。
いい買い物ができちゃった。

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2007年11月26日 (月)

ひとりご飯作りも、また楽し。

おいしいものを食べているとシアワセ気分。
確かにそうなのだけれど、食べることそのものより「おいしい物を作れる」ことの方にシアワセを感じていることに最近気づいた。
冷蔵庫などから食材を出して、手際よく調理してイメージ通りのものが出来上がる。
このすっかり慣れきったはずの一連の手順。
(もっともたいしたものを作るわけではないけれど)おいしく感じられるものを自分で作ることができるって、何て素敵だろう!と今更ながら感じたというしだい。
家族の食べっぷりこそ喜び、に支えられていた食事作りが、「自分の為だけ」に変わってしまったことで調理意欲減退はかなり続いていた。
うれしいことにようやくこうして新たに開眼、こまめに台所に立っている。
とはいうものの・・・先に書いた(たいしたものを作るわけではない)は決して謙遜ではない。
「自分が食べたいものを食べたいだけの量を」に徹して作ると、結果的に簡単なものになることが多い。(まぁ、時間もかけたくないのだけれど)

こだわりは調理器、かな。
「そのまま食卓へ」というものを愛用している。
寒い時期にはアツアツのままいただけるのが何よりうれしい。

ベーコンポテト
オーブントースターで焼いたそのままの一品。じゃが芋、玉ねぎとベーコンのチーズ焼き。
(これは1人分にしては作りすぎ!)

豚まん
昼食代わりの豚まん、電子レンジは使わずにセイロで蒸すと味わいは格別。

石焼き
今、凝っているのが「石焼きビビンバ鍋」利用。
昨日の残りの肉じゃがも、また一味違う「肉じゃが石焼き丼」に変身。
生で落とした卵も、鍋底の方に追いやるとジリジリと焼けていくのが、またおいしい。
オムライスもこれで作ると最後まで温かさとおいしさが持続してくれる。
(「少しの量をゆっくり最後までおいしくいただける」これが私の理想)
チキンカレーなどもぜひやってみたい。
皆様も、「石焼き鍋」がお有りなら、ビビンバ以外にもぜひご活用を!

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2007年10月19日 (金)

再生「餡」を食べてたのかな?

製造日偽装から端を発した「赤福」の製造・販売の実態、さらに新たな問題も次々と浮上してきているよう。
それがどうやら私が時々購入する和菓子屋とつながってきたらしい。

「赤福もち」と言えば、大阪ではさまざまなところで見かける。百貨店では入り口近くの目立つ一角、主な駅の売店など。
そういえば、○十年前の小学校の修学旅行の時のおみやげにも買ったかな。
お馴染み過ぎて説明書を読むこともなく、ホームページものぞいたことはなかった。
でも、第一報でも「裏切られた」というより、「あぁ、やっぱりなぁ」という感覚が強かった。
【日持ちのしない生菓子なのに、売り切れ状態が発生せずいつでもどこでも手に入る】商品には「合成保存料」もしくは「冷凍」無しにはあり得ないのでは?と認識している。

洋菓子でも、大手メーカーに限らずクリスマスケーキはもちろん日常的にも数アイテムを冷凍保存(必要に応じて解凍)している店は少なからずあることだろう。

賞味期限当日限りの生ケーキに関しても、閉店時にたくさん残っているのをあちこちのケーキ屋さんのウインドウで見ることも多いが、あれを毎日すべて廃棄しているとはとうてい考えられない。

当日製造と偽った持ち越し商品や合成保存料使用のものは避けたいけれど、和菓子でも洋菓子でも高い技術によって施された「冷凍商品」には、ほとんどこだわりがない。
実際に冷凍和洋菓子(冷凍状態で購入)を時々利用しているが、その味にも風味にも不満はない。

ところが、どうやらこのたび発覚した売れ残りの「赤福もち」を餡と餅を分けて餡部分を再生の為にもち込んだ「赤福」のグループ会社は、私が冷凍で利用している和菓子会社らしい。
では今までにおいしく頂いた和菓子の餡には、もしかして再生されたものも混じっていた?
冷凍販売なので、売れ残りの餡部分を加えても冷凍することでさらなる品質劣化を防げるから回していた?

そのグループ会社にも捜査の手が伸びているよう。
冷凍の和菓子さえ安心して購入できないのかなぁ。
今は世界各国の味も含めて、簡単にさまざまな食品が手に入るようにみえて、実際は「おいしくて安全なもの」は、どんどん生活から遠ざかっているのかもしれない。

私の地域でも、年配夫婦がおいしくて安全な商品を製造販売されていた(アイテム数は少ないし、遅い時間に行くと売り切れも多かったが)「町の小さな和菓子屋さん」は15年以上も前に店を閉じられた・・・。
(「赤福」も「町の小さな和菓子屋さん」であった頃は良心的な商売をしていたのだろうなぁ。)

企業倫理の低下はあきれるほどだけれど、買う側も(自分のこと)、いつでも簡単に地場ではない地域の「おいしいもの」を食べたい、という欲にももう少し歯止めが必要ということか。

さて、この「赤福」の餡と餅を分けて流用したという問題の展開はどうなることか。
偽りだらけの「赤福」にはたいして関心はないけれど、品質保持の為の冷凍や合成を使わない着色方法等の製造手法を明らかにしていた(ホームページにはそこまで書かれていないけど)「餡」が回ってきた方のグループ会社の言い分はぜひとも聞いてみたい。

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2007年10月 9日 (火)

栗ご飯がいっぱい

自分の為だけに食事を作るとなると手を抜きがちだけれど、さすがに”食欲の秋”はそうはならない。
特に「栗」。
「忙しい、忙しい」と言いながら、気が付けばここしばらく栗の皮剥きをしている時間が多い。
それを焼いたり煮物にもするのだけれど、何と言っても「栗ご飯!」

栗ご飯
まずはシンプルな栗ご飯。(うるち米2合にもち米1合)
左画像が炊く前で右が炊き上がり。

栗赤飯
そして栗(炊き)赤飯。(うるち米1合にもち米2合、圧力鍋使用)

栗黒豆ごはん
さらに何よりのお薦め、「栗黒豆ごはん!」
ほっこりした栗の甘さ、とろけるような黒豆の甘さ、じわっと広がる米の甘さが溶け合う・・・。
おいしいです!
黄と黒、白の色合いもとてもきれいなので、黒豆の煮汁は入れずに白く仕上げている。
黒豆おこわは、仏事のおもてなしに使われるからか、この組み合わせは見たことがない。
でも栗が入っているのだから、「秋ご飯」メニューということにしましょう。

おにぎりとお漬物

この栗黒豆ごはんは、遅出だった今日の朝に作ったもの。
圧力鍋で栗を蒸してから皮を剥く。(手をすっぱり切ってから、できるだけ生栗は剥かないようにしている)
黒豆も圧力鍋で固さを残して煮る。
炊き込むのもやっぱり圧力鍋。出勤前に十分出来上がる。
職場で食べる夜のご飯は、おにぎりにして持参。(ちょっと多めに持っていって同僚にもおすそわけ)
おかずに添えたいのはぬか漬け。
鮮やかな紫紺のなすびが、あっと言う間に色が変わるのは残念。(写真を撮っている間にも色褪せてきた・・・)

栗ごはんは飽きるということがない。いまだおいしそうな栗が売られていると、素通りできずに「今の季節だけだから」と自分に言い訳してまた買っている。
もうしばらく栗ご飯三昧は続きそう・・・。

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2007年7月 4日 (水)

今がトマトの季節

8月の焼け付くような陽射しに、真っ赤に熟れたトマトを冷やしてかぶりつく。これは既に過去のこと・・・。
トマトはすっかり温室栽培になって一年中あるし、色は赤くても味は熟れていないものが多い。
去年に何度もどっさりと求めたのが、近隣の低農薬、有機栽培の農園のもの。
といってもやはりここも温室なので6月中旬頃から出始め、今が旬。8月には姿を消す。

大盛のミートソースでもアッという間に食べつくした息子は、今年は家にいない。
自分の為だけにはなかなか意欲は湧かないけれど、休日の今日、何だか調理がしたくなり買い物に出たついでにその農園でトマトを買ってきた。

トマト
画像のものはとても大きいけれどジュース用で300円。(1袋100円が3つ分)
少し見場が悪いだけで5分の1以下の価格をつけられるトマトもかわいそうだし、儲けにならない農園の人も気の毒・・・。
せめてトマトソースにでも仕立てて「おいしい、おいしい」、といただくことで埋め合わせとしよう。

作り方はいたってシンプル
みじん切りの玉ねぎと湯むきしたトマトに塩、胡椒で味付けして(コンソメなど入れなくても、ろ過水と天然塩で旨み十分)圧力鍋で10分くらい加熱してから煮詰める、それだけ。
今夜は夏味の酸味のきいたスープでいただく。
その後は、さらにじっくりと3分の1くらいまで煮詰めてソースにする。
パスタ(冷製でも)、オムレツやオムライス、ピザ、ドリアといったものはもちろん、カツや焼いたお肉にかけてもいい。
やっぱり作れば作っただけの楽しみはあるもの(^_^)v

新生姜のご飯 これも夏味ながら、取り合わせは何だかおかしい?
新生姜のごはん。

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2007年6月27日 (水)

安全なものが食べたい

お昼ごはんは職場のすぐ近くの定食屋さん(どんどん増えているチェーン店)を利用することが多かった。肉類を積極的に食べることはないので、選ぶメニューは「揚げ出し豆腐定食」や「コロッケ定食」といったもの。メインの他にお味噌汁と煮物などがついている。

煮物には必ず青々とした菜の花が添えられている。その色が余りに鮮やかなことは気になっていたけど、ある日かすかに化学薬品の臭いを感じてから喉を通らなくなった。

食材購入の際は必ず産地を確認するし、国内産を基本としている。魚介類は天然であってほしいし、なるべく野菜は減農薬、有機栽培のものを選ぶ。
でも・・・外食で口にするものの素材は、出所や調理過程が一切不明。
一見、栄養バランスが整ったメニューに見えて、実は農薬まみれの輸入素材に加えて添加物まみれの可能性もある。
その判断の頼りどころは、親にまともなものを食べさせてもらって育った自分の味覚と嗅覚のみ。
その感覚を信じて、この定食屋は以後全く利用しなくなった。

今大騒動になっているいわゆる「偽装コロッケ」も消費者は味でその素材の正体を見破ることはできなかった。
家で作るコロッケは牛ミンチ100%でする場合が多いので、豚や鶏、内臓や鴨を入れたらどのような味になるのかは想像できない。
味は当然違ってくると思うのだけれど、牛ミンチと感じさせる為に何か添加物を加えたのだろうか?
それとも何も加えずとも、味の違いがわからないほど人の味覚は鈍くなっているのか?

この詐欺まがいの商法をとった食品加工会社はもちろん、随分前から内部告発がありながら放置した監督官庁も許せないけど、調理済み食品や外食に頼りっぱなしの「食」のあり方を一人ひとり見直す必要もありそう。

Bentou_1 先日行った美容院で担当してくださった同年輩(一人暮らし)の方は「9時過ぎに帰ったら疲れてもう何もする気がしない。また何もしなくても生活ができるし・・・」
現在、同じような生活をしている私も同感。
「暮らし」に手を抜く為のモノや方法はいくらでも用意されている。
過度な労働やさまざまの誘惑は、それ自体が「暮らし」でもあり、健康を支えるものでもある「食」を余りにもないがしろにする。

というわけで・・・私自身も大いに反省。
朝の掃除はほっておいても?「お弁当作り」を最優先することにした。
たとえば昨日のお弁当はこんな感じ。
前日の晩に少し残しておいたお好み焼き、鮭の味噌漬け。グリーンアスパラのチーズ焼きと黒豆。7穀米のごはん。

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2007年6月20日 (水)

食欲増進を期待して

お休みの日にしたいことはいっぱいあるけれど、アッという間に夕方。
普段、手を抜きっぱなしのご飯作りをしなくては・・・と思いつつ、たいして食欲もないし食べ手が自分だけではどうも意欲が湧きにくい・・・。
そこで選んだのはチキンカレー。スパイスで食欲増進を、という狙い。
ひっぱり出してきたのは、ずっと前にKATEKさんのブログで書かれていたレシピ。(おいしそうなので印刷して残しておいた。)
とはいうものの、きちんとレシピ通りに作る性分ではない。
適当にアレンジしながら(といえば聞こえはいいけれど、実は手を抜いたり素材をあるものでまかなったり・・・)圧力鍋で仕上げ。

ワンプレートに盛り付け片すみにはグリーンアスパラのオリーブ油炒めを添える。
辛口仕立てにしたので、レーズンと刻んだアーモンドをトッピング。
ご飯は玄米を炊いてみた。
未だに少しだけ作ることに慣れないので、今回もチキンは1キロ、大鍋いっぱい。いったいいつまであるやら・・・。
でも我ながら、この夏味カレーあっさりとしておいしい!さらに煮込み続けるので、明日になれば少しとろみもついてもっとおいしくなる・・・はず。

玉ねぎをじっくり炒める間に並行して作ったのが新生姜の甘酢漬け。
ご飯を食べるのが楽しみになるくらい、私はこれが好き。
今年は忙しかったので、季節の味のくぎ煮もパス、山椒の実の佃煮、梅干もパス。
でもやっと新生姜はとりあえず2キロを確保。
おまけに「忙しい時の頼り」を既に買い込んである。「便利で酢」という商品名の甘酢。
これは去年に自分で作った甘酢よりずっとおいしい・・・。
というわけで、新生姜を薄く切りさっと湯を通し、「便利で酢」を注ぐだけでできちゃった。
これも「手作り」って言っていいのかなぁ・・・?
カレーと新生姜"

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2007年4月25日 (水)

久しぶりの常備菜作り

10数年も子どもたちの為にお弁当作りをしてきたのに、今や自分のお昼ごはんは毎日外食。夜のご飯も適当にすませてしまうことが多い。
自分の為だけに台所に立つ意欲が湧いてこないことが大きな原因なのだけれど、気がつけば既にそんな食生活が2ヶ月。
「食」が身体と心の健康を大きく支えてくれることは十分承知のはず。
取り返しのつかない心身の不健康に陥らないためにも、食生活の見直しは最重要事項か・・・。

常備菜
というわけできょうの休日の一コマは常備菜作り。
とりあえず(かつての)定番、黒豆煮、割干し大根、おなます、野菜の五目味噌つくだ煮といったところ。
さっそく今夜の自分のご飯にいただく。
黒豆は甘すぎないし、歯ごたえを残した味噌味の五目野菜もかみしめるほどにおいしい。冷奴、土鍋で炊いた雑穀入りご飯の取り合わせも自分好みで、「なんで連日外食を続けることができていたのだろう?」などと思えてしまうほどの満足感。
よし、明日からは簡単なものでもいいからお弁当をもっていこう、という決意までしてしまった・・・。

新しく就いた仕事を納得できる内容にするには1日に25時間勉強してもまだ追いつかない気がしてしまうけれど、ここらで焦る気持ちにちょっと歯止め。
今の時間を丁寧に生きていくことこそ一番大切なのだから、と言い聞かせて。

走り抜けるような日々を、ちょっと立ち止まらせ息を整えさせてくれた休日。
あれもこれもと盛りだくさんにしていた予定はほとんどこなせなかったけれど、今日をきっかけに明日からはまたちょっと違う日々を始めることができそう。

画像の左は冷蔵庫に常備している昆布だし。
といっても生協の店でもらってくるおいしい水に昆布を1片入れておくだけ。
いつもだし汁があるのはとても重宝。
この昆布だしのまま使ったり、かつおを加えたりしている。

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2007年4月 4日 (水)

久しぶりの食事作り

pianocraftさんやKATEKさんのエントリーに触発されたとはいえ、「食事作り」に気持ちが向いたのは新しい仕事に少しは慣れたということだろう。

今日の休日は映画鑑賞、パソコン関連書籍を調べるための本屋めぐり・・・に加えて「夕食作り」も久しぶりに予定に入れておいた。

この1ヶ月、ほとんど台所に立たなかった私に代わって、毎日メニューに工夫をこらしおいしい夕食を提供してくれている次男もいよいよ4日後から一人暮らし。
その後、自分の為だけに果たして食事を作る意欲が湧くかどうかは疑問だけれど、とりあえず今夜はこの次男においしいものを食べさせてやろう。

というわけでメニューは、
・ 鯛のポテトチーズ焼き、アスパラ添え
・ 牛モモステーキのきのこソース
・ 春キャベツの酢の物
・ (きょう一日、とても寒かったので)茶碗蒸し
・ 土鍋で炊いた雑穀入りのご飯

おかず3品
ご飯と茶碗蒸し
何十年もご飯作りをしてきたのに1月ブランクがあるだけで、冷蔵庫の中身を確認しながらこの5品を思いつくのに随分時間がかかった。
おまけに、どこか味付けも手順もぎこちなく、茶碗蒸しはスが入るというおまけつき・・・。とはいえ、久しぶりに作る楽しみ、「喜んで食べているのを見る喜び」は味あわせてもらった。

「おいしいご飯がずーっと食べられること、好きなやり方で生きていける自由、そんな当たり前の日常がとても重要と思う。」
これは、pianocraftさんがご自分のブログに書かれていたこと。
私もまるきり同調。
自分の「当たり前の日常」に感謝しつつ、人が人らしく生きていける社会であってほしい、と願う。

今日観た映画は『ガイサンシーとその姉妹たち』。
同じ女性でありながら、彼女たちに「当たり前の日常」はなかった。
日をおかずにこの映画の感想も書き記したい。

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2007年3月10日 (土)

春を告げる「文旦」

爽やかな色と爽やかな味が届いた。(といっても自分で買って生協から配送されたもの)
やたら暖かい冬だったけれど、今年もちゃんと実をつけてくれたようだ。
(暖かい方がよくできるのかな?)
この時期に1回だけ生協の企画にある土佐の箱入り文旦。
文旦
グレープフルーツとはまた少し違う、まったりとした甘さと柔らかい酸味。
この季節だけしかないから、食卓に上がる日をずっと待って、大切にいただいて、そしてまた翌春を待つ・・・。

アロマテラピーは神経を鎮めてストレスを減らしてくれるようだけど、私にはテーブルの上に山と盛った文旦も同じ効果があるみたい。

ぐったりと心身共に疲れきった帰宅だったけど、そのきれいな黄色がストレスでゴチャゴチャになった心にそっと風を送ってくれる。
ちょっと元気になったところで、何と言っても一番の楽しみである「味覚」を満足させてやる為に厚い皮をむく。
爽やかな香りが、ほとばしる汁と共にサァーと広がる・・・。

その年初めての文旦は必ず、むきたてをそのままいただく。おいしい・・・。
そのおいしさがまたちょっと元気にしてくれる。

「食べること」ってホントに不思議。

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画像右は胡瓜とレーズンでサラダ仕立てにしたもの。

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2007年3月 2日 (金)

1人暮らしの為の?ごはん作り 

高3(卒業したけど)の息子はこの春から1人暮らし予定。
その「暮らし」を支えるのに欠かせないものが、食べること。
受験勉強にも終止符を打ち、時間もあるようなので「食事作りの練習をすれば?」とそそのかしてみた。
「そそのかした」というのは、実は下心があるから。
親として子の健康を心配しているのは事実だけど、作ってもらったら自分が大いに助かる・・・。
今、仕事がとても忙しく食事作りに時間をかけにくいという事情がある。
もっとも息子にしても、その「下心」は十分わかっているのだろう。
案外、自分の為に練習するのではなく、「オカンが喜ぶ」から作る気になったのかもしれない。

さてその初日は1昨日。
私のメニュー提案は「肉じゃが」。冷蔵庫に材料がそろっている。
今どきの子だから、「ほんじゃ、ネットでレシピ出すとこから始めるわ~」とのこと。
忘れず「片付けもしといてね」と伝えておく。

夜9時過ぎ帰宅すると、鍋一杯にそれらしいものはあった。
多少、見ばえに劣るが十分食べられる。

その出来に親子とも気を良くして、翌日はさらにメニューをグレードアップ。
メインは食べ盛りの男の子の定番、鶏の唐揚げ。
この日は調理時に在宅していたが、作り方を教えただけで一切手は出さず。
息子は、袋を下げて(スーパー袋を断わる)買い物に行くことから始めた。

1時間半はかかっただろうか、食卓に並べられたのは、から揚げと、チシャが添えられた具たくさんポテトサラダ、大根とほうれん草のお味噌汁。だしも昆布とかつおでとっている。

3日目となる今日、「焼き魚が食べたい」と言いおき職場へ。
7時半ごろ帰宅して玄関をあけるなり、焼き魚の香ばしいにおいが漂ってくる。
「ちょうど出来たところ」とすぐ目の前に並べてくれたのが画像にある、かますの焼き物、ほうれん草のおひたし、盛り付け方に工夫をこらした?トマト、実たくさんの味噌汁。雑穀入りのご飯。

小さな缶ビールを自分で添えて、さっそく出来たてをいただく。
私の口から思わず出てきた言葉が「こんなん作ってくれるお嫁さんが欲しいわ~」

だけど・・・いつの間にこの息子はごはん作りができるようになったのだろう?
夫はもちろん、子どもたちも小さいときから台所は自由に使ってもらってきたけど、たいした経験はないはず。
ある程度の年齢になれば、見よう見まねでここまでできるものか・・・?
わけはわからないものの、もはや期待度9割、練習1割。明日の夕食がとても楽しみ。

とはいえ、遠く離れて住むことになるかもしれない息子に「オフクロの味」をたんのうさせてやるどころか、食べさせてもらっている・・・そんなことでいいのかなぁ・・・?
焼き魚のごはん

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2007年2月 3日 (土)

福はどこから?―巻きずし作り

いつ頃から節分の日に巻きずしを食べ出したのだろう?
子どもの頃の節分で覚えているのは、豆まきと年の数の豆を食べたこと、玄関にひいらぎを飾りいわしを食べたこと、ぐらいかな。

巻きずしは晴れの日のごちそうだった。小学校の運動会の時は毎年、父が巻いてくれてお昼に家族いっしょに食べた。

今私が節分の日に巻きずしを巻くのは、「恵方かぶり」の慣わしにのっとっているわけではない。だいたい、それって「慣わし」という感じがしないし・・・。
父がしてくれたことを、私も子どもたちにしてやりたいけど普段は忘れがち、でも節分が近づくといやでも「ああ、巻き寿司作ろう」って、思い出させてくれる。
巻き寿司

今年の具は、高野豆腐、しいたけ、かんぴょう、卵焼き、三つ葉、鰻、かに身、でんぶ。
ご飯は3合(3人で8本分)。
これくらいの具だったら、通常の夕食の調理時間と比べて特に長くかかるということはない。
子どもたちが小さい時はいつもいっしょに巻いたけど、ワイワイとそれは楽しい時間。
具の味つけが少しくらい出来悪くても、ふんわりと巻けていなくても、自分たちで作ったものなら格別の味わい。

知り合いの1人は、きのうは徹夜。工場で巻き寿司用に3トンの米を炊き上げる手伝いをしたとのこと。洗米、炊飯、釜の洗浄などすべて自動で3分毎に次々と炊き上がるらしい。
もし「神様」がどこかで巻き寿司に「福」を吹き込んでくれるとしたら、この工場での炊飯の時はちょっと無理かもしれない・・・。

私が小さい頃に食べた巻き寿司に「福」を巻き込んでくれたのは父。
おかげで私は毎年お寿司を巻いて、家族とのおいしく楽しいひと時(これこそ私の「福」の内のひとつ)がもう何年間も続いている。

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